仕事の相談を避けるべき相手

仕事の相談を避けるべき相手

身近に相談できる人はいますか?

経験の浅い人

会社員としての経験が10年未満の人を相談相手として選ぶことは避けたほうが良いです。会社という組織について全く理解できていない人が多く、むしろ把握していない人からアドバイスを受けることで混乱を招いてしまうことがあります。会社の仕組みや人事の制度などについては15年以上勤めてようやく見えてくる複雑なものです。
小さな会社などで役員となって働いている人などはこういった仕組みを理解している人もいないことはありませんが、数は少ないですし単純な確率で考えると会社員としての経験が10年未満の人を相談相手にすることは間違えてしまう確率が高いと言えます。

気をつけるべき管理職

相談相手としてふさわしくないと考えられるケースとして部下を持ったことのない管理職があります。部下を持ったことがない人よりも部下がいて人事評価をしている人に相談をすべきです。部下がいたとしても人事評価をしていない管理職は気をつけて相談相手として見極めたほうが無難です。人事評価をしているかどうかの経験はとても重要で、人事評価の経験が豊かな人は現実的で建設的な見方が備わっている人が多いです。
逆に部下を持った経験がない人や人事評価の経験がない人は、目の前のことしか考える癖が抜けていない人が多く、広い視野で物事を考えていける人が少ないです。役員や人事部などは仕事で接する機会が少ないため、持っている情報が管理職ではない人とほとんど変わらないこともあります。そのため役員や人事部といった仕事で直接関わらない人もまた相談相手としては避けるべきです。

会社に不満を持つ人

会社に対して不満を抱えている人は会社に対する敵意が芽生えていると言えます。そのため幹部といつも衝突しており同世代の中で昇進していない人などは特に注意が必要です。こうした会社に対して敵意を持っている人は会社がダメという考えを持っているため、すぐに辞めたほうが良いという結論になります。もちろん本当に辞めたほうが良いケースもありますが、まずは自分を見直すことが大切です。
自分の不満を会社に対してぶつけているようなタイプですが、相談相手としてこういった人を選んでしまうことは相談したい悩み事を抱えている人は信じてしまいやすい傾向があります。そのため会社がダメなわけでもなく、むしろとても良い会社にいるにも関わらず決断を焦って辞めてしまうことにつながることもあります。そして辞めた後に後悔をしてしまう結果につながりやすいと言えます。

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